春眠中に考えたこと
「春眠暁を覚えず」という言葉通り惰眠をむさぼった一日だった。
最近の収穫と言えば、欲しかった本を買い、欲しかったぬいぐるみを譲ってもらうこととなり、ひび割れたiPhoneの画面を修理した。
iPhoneの画面を修理するにあたって、アップルストアへと出向いたのだが、なぜあのおしゃれ空間はああなのだろう。
おしゃれなapple製品に、おしゃれな店員たち。なんであの店員たちは青いTシャツに黒スキニーなんだろう。なぜ私はあの大きな長テーブル(と言うのも憚られるような大きなおしゃれなテーブル)で待たされているのだろう。
それなのに、修理の説明を受けるところはなぜあんなに小さなカウンターなんだろう。っていうかジーニアスバーってなんだろう。genius barだそうな。だからカウンター?
青Tシャツのパーマおしゃれ男から説明を受けるときも、バーカウンターの両隣の会話が気になって何も頭に入ってこない。私は「はい」を連呼するマシーンとなり、数分でiPadによく分からないサインをさせられ退散した。
ああ。おしゃれとは何ぞや。スタイリッシュとは。あれが果たしてかっこいいのだろうか。私の価値観はよくわからなくなった。
これも眠気で頭が回っていないせい。おやすみなさい。
…それにしても、青Tシャツに黒スキニーという同じような格好で行ってしまったらとても恥ずかしかっただろうな。店員と服装がかぶる確率はかなり高いだろうな。絶対夏になったら何人かいるだろうな。青Tシャツ黒スキニー。
おもいでのケータイ
私にとっての「おもいでのケータイ」はdocomoのL-04Aの黄色いやつ。
スライド式のケータイが欲しくて、人生二台目のケータイにこれを選んだ。
ガシャンガシャンとなるあの感覚。スマホでは味わえない”機械感”は未だに好きだ。
当時中学生だったかな?高校生ではなかったような。友達からおもちゃみたいと言われたのが印象的で、ピンクのレゴブロックに名入れをしたストラップをつけていた。
この記事を書くにあたって、Googleで検索したらタッチパネルであったことを思い出した。
タッチパネルと言っても、今のスマホのような精度はなく、感圧式で結構な強さで押さなければ反応しなかった記憶がある。そう考えると今のスマホのタッチパネルというのは本当にすごい。
未だにおもちゃに心惹かれる私としてはガラケーのガチャガチャ感をまた味わいたいなと思うことが多々ある。ストラップ付けたり、シール貼ったりも楽しかった。
スマホの次はどんな新しい携帯電話が出てくるのか。そのころには私も歳をとって、新しい携帯電話の使い方が分からず、覚えようともせず、若者たちから疎まれるのだろうか。楽しみな反面、ちょっと寂しい気もする。
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カフェオーレというコーヒー牛乳
カフェオーレというカフェオレが好き。
カフェオレとコーヒー牛乳の違いは何だろう?同じもの?
カフェオーレはどちらかというとコーヒー牛乳だと思う。
なんだか懐かしい感じがするから。
私は片頭痛持ちで、よく右のこめかみあたりがずきずきと痛くなる。片頭痛が始まると、悪い時には動くことも出来なくなり、一日寝たきりになってしまう。
そんなとき、ロキソニンという鎮痛剤を飲むとスーッときれいに痛みが引いていくのだが、授乳中の現在はそれが飲めない。
そこで医者から授乳中でも飲める鎮痛剤としてカロナールというものを処方してもらったのだが、なぜか効きがよくない。痛みは和らぐのだが、頭の奥底首根っこ当たりに痛みが縮こまって隠れてしまうのだ。だけどずっとそこに滞在している。
そんなときにこのカフェオーレを飲むと少し気分が楽になる。カフェインの作用だろうか?授乳中はカフェインも良くないそうだが、摂りすぎに気を付ければ多少は良いらしいので、これなら飲める。わが救世主だ。
他のカフェオレよりも安価で大容量。少し甘めで、パックタイプのストローを挿して飲むスタイル。私はこれが好きだ。
ただ、一つだけ難点がある。それは私のお腹がカフェインと牛乳に弱いというところだ。いつもミルクティーやカフェオレを飲むとお腹を下してしまう。つまり便秘薬としても有効なようだ。
コアラと化粧品
今日は買い物に行ってきた。
友達へのプレゼントを買いに行った。
娘を連れているとベビーカーか、エルゴという高価な抱っこ紐(その辺を歩いている母親の8割方が使っている)で行動することになるのだが、そうなると否応なしに「動きやすい服・靴」と「両手が使えるリュック」という格好になってしまう。髪は楽な黒髪ショート。化粧の時間なんてそんなに多くは取れない。
ちょっとそこまでお買い物に行く分にはそれで十分なのだが、街に出ればそうはいかないらしい。
街行く同年代の女の子は髪を綺麗に染めて流行りの服を着て、小さなバッグにいかにも歩きづらそうな可愛い靴を履いている。メイクだって気合が入っている。
普段の生活範囲ではそんな子たちには到底会うことがないので忘れていたが、私も子供を産んでいなければその子たちと変わらないことをしていたのだろうか。
自分のことや彼氏のこと、大学やバイト、仕事のこと。自撮りにカフェにパンケーキ。みんなで旅行、一人旅。可愛い服、楽しい話、少し派手なメイク、高いヒール、きらきらのアクセサリー。
まだ22歳、もう22歳。5月になれば23歳。
家を出るまでは何とも思わなかった自分の服装が嫌になる。街を歩くのが恥ずかしくて、なぜか気が急いてしまう。
最悪だ。プレゼントは化粧品。デパートのコスメ売り場はおしゃれな店員さんでいっぱいだ。怖い。
送り状を書かなきゃいけない。そのあと娘にミルクをあげなきゃ、授乳室はどこだ?ああ、ここに座っているだけで恥ずかしい。なんでこんなに大きな鏡があるんだ。どうして鏡の周りに電球がぴかぴか光っているんだ。
私がぴかぴかしてたのはいつなんだろう。通り過ぎていくあの子たちみたいに。
さっさと買い物を済まし、さっさと帰路についた。
抱っこ紐を着けてリュックを背負った私と向き合う娘はまるでコアラの親子みたいだった。
いもバターパン
いもバターパンを食べた。
以前のいもバターパンは縦25㎝横4㎝くらいの細長いパンだったのに、久しぶりに見た彼(彼女?)は全く姿を変えていた。
長さはほとんど変わっていないように思えたのだが、いかんせん横幅が。横幅が大きくなっていた。横15㎝だ。たぶんそれくらい。以前の値段のまま太くなったならお得だけれど、値段も太っていた。
前のままで良かったのになあと思ったのだが、私は何せいもバターパンが好きなので買って帰った。
それが昨日の話で、今日のお昼にそのパンを食べたのだが、あまりのおいしさに誰かに伝えたくなった。それでこのブログを開設した。Twitterなんぞの140字じゃ伝えきれないおいしさなのだ。
私は昨年の9月に出産して育児に明け暮れる(というほどでもないか)毎日を送っているのだが、そんな中で最近自分を見失っているなと感じている。
私の好きなものって?嫌いなものって?
いもバターパンは好き。
中学生や高校生のころなんて、SNSのプロフィール欄に入りきらないほどの「好きなもの」があったはずなのに、今となっては何も書けない。危機感を感じた。自分が分からなくなるのは困る。自意識過剰すぎるくらいの思春期から成長できたのだとしたら良いことであるような気はするが、何か違う。
そんな自分を思い出すために、文字として記録しておくことを目的にブログを続けていこうと思う。好きなもの、嫌いなもの。
3日坊主上等。気が向いたら書こう。なるべく長く。だけれど続けよう。
それではみなさん、読んでくださるとうれしいです。よろしくお願いいたします。
あ、そうそう。いもバターパンっていうのは、堅めのフランスパンのようなパンの中にさつまいもとバターが入ってて、上には黒ゴマがかかっている最高のパンのこと。食べてみたくなった?
おいしくて、後で食べようと半分残しておいたら母に食べられていた。悲しかった。