春眠中に考えたこと
「春眠暁を覚えず」という言葉通り惰眠をむさぼった一日だった。
最近の収穫と言えば、欲しかった本を買い、欲しかったぬいぐるみを譲ってもらうこととなり、ひび割れたiPhoneの画面を修理した。
iPhoneの画面を修理するにあたって、アップルストアへと出向いたのだが、なぜあのおしゃれ空間はああなのだろう。
おしゃれなapple製品に、おしゃれな店員たち。なんであの店員たちは青いTシャツに黒スキニーなんだろう。なぜ私はあの大きな長テーブル(と言うのも憚られるような大きなおしゃれなテーブル)で待たされているのだろう。
それなのに、修理の説明を受けるところはなぜあんなに小さなカウンターなんだろう。っていうかジーニアスバーってなんだろう。genius barだそうな。だからカウンター?
青Tシャツのパーマおしゃれ男から説明を受けるときも、バーカウンターの両隣の会話が気になって何も頭に入ってこない。私は「はい」を連呼するマシーンとなり、数分でiPadによく分からないサインをさせられ退散した。
ああ。おしゃれとは何ぞや。スタイリッシュとは。あれが果たしてかっこいいのだろうか。私の価値観はよくわからなくなった。
これも眠気で頭が回っていないせい。おやすみなさい。
…それにしても、青Tシャツに黒スキニーという同じような格好で行ってしまったらとても恥ずかしかっただろうな。店員と服装がかぶる確率はかなり高いだろうな。絶対夏になったら何人かいるだろうな。青Tシャツ黒スキニー。